まず、催眠療法の基本といえば、年齢退行と呼ばれる手法です。
文字通り、年齢を退行、記憶の中の時間をイメージの中で戻っていきます。

人間の記憶というものは、かなりアナログ的なもので、その時のイメージに出てきた映像などが実際の記憶とは、少し違う場合があります。
または、色々な時間のその時の感情の場面が、断片となってバラバラに出てくることもあり、何がなんだか理解できず動揺してしまう場合もあります。

ここで、知っておいて頂きたいことは、もしも事実と異なったイメージを感じたとしても、あくまでも術師の指示や暗示などでそのイメージを見させられているのではなく、自分自身の記憶の断片から、その時に必要な感情や場面の映像を、自分で引き出しているに過ぎないと言うことです。
ですから、例え実際の記憶と違う映像だとしても、その時の悲しい気分や苦しい気分、忘れていた、若しくは隠し持っていた自分自身の、その時の感情を知ったり、再体験や理解をして、自分を許し感情の解放、または記憶の書き換えや整理などを行ってゆくことで、過去の拘りから自然に解放されて、それがお悩みごとを解決することに直結していくのです。

次へ>>

催眠の真実
無料ホームページ掲示板