では、どうしてTVでの催眠術は、観客席から人を舞台に上げても、催眠術師の言うとおりの行動をしてしまうのか?という疑問が残りますよね。

まず、催眠術のショーを見に行く方は、全く興味がなく行く方は少ないと思います。少なからず "催眠に興味のある方"が舞台を観に行きます。
ショーにもよって大小様々ですが、TVなどの収容客席でいうと、観客は500人〜1000人位でしょう。
そして、その客席から催眠術師や司会者が舞台に上がってもいい人、または舞台に上がりたい人の参加を募ります。
たったの約1割の人が希望したとしても、50人〜100人は手を上げます。

この時点で、この50人〜100人の方はどのような人かと言うと、サクラなどではなく( そんなことも否定できませんが・・・) 、催眠に興味があり、もしも舞台に出ても恥ずかしい事をさせられても構わない、TVに映りたい、目立ちたがり屋の人、もっと解りやすく言うならば、素人であって芸能人タイプ、現時点でサービス精神旺盛の特殊な人ですよね。( 私ならば手は上げません)

そして、いくら希望したからといっても、この50人〜100人の人数を舞台に上げる訳にもいきませんので、1人〜10人くらいに人数を絞らなければいけません。

当然、術師はこの道のプロです。
この中から、催眠にかかり易い人を見分ける能力があります。( 見分けなくても、このほとんどの方が、かかりますが・・)
このかかり易い、かかりにくいを専門用語でいうと、暗示性といいます。
そして、その特殊な50人〜100人の中から、もっと特殊な方を選別して1人〜10人くらいを舞台に上げます。

特殊な役者は揃いました。
そして、ショーの始まりです・・・・

いかがでしょうか?
あなたを含め、一般的な方がその舞台にあがる、または手を上げてみる勇気はあるでしょうか?
殆どの方がNOですよね。
とのような特殊な環境で、良くTVであるような催眠という特殊な舞台を成功させているのです。
だから、催眠術のショーは物珍しく行われているのです。
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