ここからは、セッション中のやり取りを少し書かせて頂きますね。。

私 「地球のある地点、ある年代へと戻ります・・・3、2、1、Mさんが、なぜ段に恐怖を感じてしまうのか?が解る根本原因の場面です。感じて下さい。0」

私 「そこは、どんな感じのするところですか・・・・・」

Mさん 「家のまわりで遊んでいます。今は土いじりをしています。とても楽しい気分です」

私 「今、何歳くらい?周りにだれかいますか?」

Mさん 「誰もいません。・・・・少し遠くに近所のおばさん?が居るような・・・今は、たぶん3歳くらいです」

<ここは、少し長くなるので、省略>

私 「今は、どんな感じの場面ですか・・・・・」

Mさん 「今は、近くの神社の階段で、ダンゴ虫で遊んでいます。とても楽しい気分です。・・・・わぁ〜大きなトンボだぁ!!・・・・痛いよぉ〜・・・お母ちゃ〜ん。。。」

私 「どうしましたか?今、何が起こりましたか?」

Mさん 「トンボを捕まえようとして、足を滑らせてしまって、転びました。血が沢山出ています。今、凄く足が痛いです。」

私 「では、その感覚を良く感じて下さい。そして、今現在の大人のMさんの感覚で幼い頃のMさんを感じてください。。。。」

<省略>


以上のように年齢退行のセッションにより、根本原因を究明、感情の解放を行い覚醒をしました。

Mさんは、ご両親のご都合で、6歳くらいまで引越しが続いていたらしく、友達もできずいつも一人ぼっちで過ごしていたみたいでした。
Mさんは、ハッキリと覚えていなかったみたいですが・・・・。。
このパニック症を引き起こしていた原因は、3歳の頃はよく独りで、家の近くの神社の階段で遊んでいたらしく、転んで怪我をして、特に小さな頃だから、沢山の血が出たのを見て、激痛を感じて、死ぬと思い込み、独りでパニックを起こしていたという忘れ去られた記憶でした。
実際には、 その頃の恐怖感を本人が忘れていても、解放されなかった幼少期の恐怖感はずっと潜在意識に残っていました。ここが前頁でご説明した、トラウマ的、ウィルスプログラムのようなものだったのです。
50歳を間近に控えた歳になって、たまたま同じ部分を怪我をしてしまい、それがウィルスプログラムにアクセスした状態になり、症状として出てきたというものでした。
大人の自分から当時の自分を感じることにより、「たったこれくらいの事で、自分は今苦しんでいるのか。。」と原因を知り、理解、統合をすることに至りました。

そして、催眠から覚醒をしたMさんは、来たときとは全く違う穏やかな表情になっていました。

そして、帰りは普通に自分の足で階段を降り、照れた感じを見せつつ、朗らかに、そして不思議そうに帰って行かれました。

私も今でも、どのクライアントさんが改善されても、不思議ですが。。。。
あのクライアントさんの穏やかな表情、、やってて良かったと思う瞬間です。

これが、催眠療法です。

治せない、治りにくい症状の緩和、改善。
私が凄いのではなく、催眠療法が素晴らしい療法なだけです。
代替療法・代替医療と呼ぶに相応しい、臨床を重ねる度にそう思います。
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催眠の真実
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