では、たかだか "イメージ"だけで何がどう良くなるのか?改善されるのか?という、一番大切な部分ですが・・・

そのことを理解するには、まず人の意識についてを少し知って頂かないと、意味が解らないと思いますので、ここでは簡単にそのことについて触れたいと思います。

催眠状態における、イメージというのは、潜在意識下においてのもので、人の意識は記憶の連鎖とよく表現しますが、その潜在意識の中にある、悩みや症状の根源の記憶の断片を感じ、そして理解や統合、または消去する作業を行うために、重要な位置を占めています。

これは説明する人それぞれによって表現は違いますが(あなたの知識と違っても気にしないで下さいね)、大まかに表現すると人の意識には、顕在意識が約7%、潜在意識が約97%、の2つの意識があると言われています。

顕在意識(7%)は表面意識ともいい、今現在の起きていて物を考えている、言わば意識している意識なのですが、7%と書いていますが、フルでこの7%を使えた歴史上の人物は、アインシュタイン氏などの非常にIQの高い人物といえ、通常の方では3%程度使えていれば、物凄く優秀なIQの高い人といえます。

そして、残りの93%は、意識していない意識、例えば心臓などの臓器を動かしているような、生命を維持コントロールしている重要な意識です。
例えば、人が当たり前にほぼ毎日行っている( 人に寄りけりですが・・) 、物を食べて排泄する行為、当然のことですが潜在意識下、ようするに無意識で24時間くらいで行っていますね。しかし、この行為を顕在意識、自分の意識的に行った場合150年〜200年もの膨大な時間がかかるといわれています。このことだけを考えると、潜在意識は顕在意識の実に1,314,000倍の処理速度ということになります。
また、この潜在意識の役割は、人の行動や癖などを司る場所でもあり、この潜在意識を物質で例えるとすると、あえてパソコンで言うならば、ハードディスクの部分にあたり、人の行動や癖なものや、心臓などの臓器を動かす生命維持などの部分をソフトウェアと置き換えると理解しやすいと思います。
そのソフトウェアのプログラムが良いものであれば、心の病や拘りや問題を抱えにくい人生を歩む可能性が大きいといえますが、その逆にプログラムが良くないものであれば、言わばウィルスプログラムのような働きを持ち、そのプログラムに時間が経過して誤ってアクセスしてしまった場合、思わぬ原因不明の心の病を引き出してしまったりします。これがいわゆる、トラウマと呼ばれるものの一つです。

こちらの、潜在意識、顕在意識については、卒業生が非常に解りやすい説明ページを作っていますので、こちらをご確認ください。 潜在意識の説明


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